2015年03月07日

龍を見よ

天龍源一郎を観てきた。
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天龍がなぜリビングレジェンドと呼ばれるか。それは今だに圧倒的に強いからだ。怖いからだ。巨きいからだ。
いや、身体的なスペックはもちろん衰えている。今日の試合でもグラウンドからロープを頼りに立ち上がる姿が見られた。
ただ。
天龍の使った技は、逆水平チョップ・グーパンチ・ラリアット。ほぼこの3つだけだ。だがそのどれもが、余りに的確で、破壊力が見て取れる鋭く重い打撃だった。
だって、フィニッシュ前のラリアットを若手が返した時、驚きの声とともに大きな拍手が起こったのだ。そしてフィニッシュの居合い抜き式のラリアット。受けた那須の身体は一回転した。「これは返せない」誰しもがそう思う、素晴らしい一発だった。

それだけではない。
試合後、足元に倒れる那須選手に対し健闘を讃え、タイトル挑戦のチャンスを与えるように指示。最後のマイクでも「みなさんの週末が良い週末になりますように。快晴でありますように。」と、強い上にどこまでもかっこいい、話に聞いていたままの、凄まじい漢が、天龍源一郎だった。

posted by 淺越岳人 at 02:12| Comment(0) | TrackBack(0) | プロレス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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